【ポケモンSV S14 最終238位】古のサイクル構築
レンタルパーティを公開しています。「RGJLBS」です。よかったら使ってみてください。
【はじめに】
はじめまして。書くか悩みましたが、自分の反省も踏まえて構築記事を書きたいと思います。今期は1年ぶりにランクバトルに参加しましたが、せっかくなら上位に行きたいと思い環境調査を多く重ねました。環境に刺さりやすいポケモンを見つけて試行錯誤を繰り返してできたのが今回紹介するパーティです。
【構築経緯】
はじめに自分の中でBIG6(カイリュー、ハバタクカミ、連撃ウーラオス、サーフゴー、パオジアン、ディンルー)を使わない前提で考えました。そのため他の構築記事とはある意味場違いな並びとなっていますがご了承ください。
その中で当初はラティハッサムのサイクル構築を使うためにメンバーを考えていました。サイクルで使いやすい霊獣ランドロス、アシレーヌは確定。そこで重かった特殊受けとしてバンギラス、パオジアンが重かったためエンテイを入れました。
しかしラティハッサムの選出率が悪すぎたため、他のドラゴン+鋼枠を考えました。終盤に激増したブリジュラス対策のテツノカシラ、相性補完のあるカミツオロチを入れて完成した。
【構築】
カミツオロチ@こだわりメガネ
性格:控え目
テラスタイプ:鋼
特性:再生力
技構成:りゅうせいぐん/リーフストーム/だいちのちから/テラバースト
調整:207(204)-×-131(4)-187(236)-102(12)-71(52)
H 16n-1
B 余り
C 11n
D 余り
S 50族抜き
最後のサイクルパーツに入ってきた1匹。特性の再生力を生かしてサイクルを回していく。そのため初手に投げることが多かった。メガネは読まれにくく、キョジオーンにリーフストームで飛ばして切断切れされたのが数回あった。本気を出せばきまぐレーザーを採用したかったが、出さないと火力が足りないためりゅうせいぐんとしました。だいちのちからはサーフゴー後投げ読みで打つことが多かった。テラバーストは対フェアリー対策(主にハバタクカミ)として入れました。ただし耐性の癖が強いため、雑に選出すると敗因となりかねないことは多かった。
テツノカシラ@ブーストエナジー
性格:控え目
テラスタイプ:飛行
特性:クォークチャージ
技構成:タキオンカッター/サイコキネシス/きあいだま/ボルトチェンジ
調整:191(204)-×-129(68)-187(220)-130(12)-119(4)
H 16n-1
B<D ダウンロード対策
C 11n
S 余り
ハッサムの枠に入ってきた鋼枠。終盤に増えたブリジュラス対策の駒として入ってきた。きあいだまは読みから外れることが多く、ほとんどのブリジュラスに勝つことができた。技外れは知りません。不利対面でもボルトチェンジでサイクルを回せる点は優秀だった。開拓次第ではもっと強くなれそうなポケモンだと感じている。
性格:いじっぱり
テラスタイプ:草
特性:すなあらし
技構成:ストーンエッジ/はたきおとす/けたぐり/テラバースト
調整:207(252)-204(252)-130-×-120-82(4)
H 16n-1
A ぶっぱ
S 余り
最強のチョッキ枠。この特防の固さに慣れると、他のポケモンにチョッキを渡す気になれない。砂嵐下の特防実数値は驚異の270。火力は欲しいためHA振りとした。
ガチグマのブラッドムーンを40ダメージ程度で受け出せるため、後述する霊獣ランドロスのとんぼ返りから出すことが多かった。すなあらしの特性も優秀で、天候パに対して塗り替えることで効果を半減することができる。またタスキ削りの役割も果たすことができ、評価されてない理由が分からない。テラスタルは草でHBサーフゴーに負けてから編み出した。水タイプに対して打点があるのも〇
性格:いじっぱり
テラスタイプ:飛行
特性:いかく
技構成:じじん/ストーンエッジ/とんぼがえり/テラバースト
調整:165(4)-216(252)-110-×-100-143(252)
H 余り
A ぶっぱ
S ぶっぱ
このパーティ唯一のS振り。初手に置くことが多く、とんぼがえりから様子を見てテンポを取っていく。次のサイクルで飛行テラバーストを切ることが多かった。サイクルを回しやすいため選出率は高かったが、耐久は高くないため雑に扱うとすぐにやられてしまう。飛行テラバーストの通りがよくないときは、他のポケモンでテラスタルを切ろう。
エンテイ@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
テラスタイプ:草
特性:精神力
技構成:せいなるほのお/しんそく/ストーンエッジ/テラバースト
調整:191(4)-183(252)-137(252)-×-95-120
H 余り
A ぶっぱ
B ぶっぱ
パーティ単位で重かったパオジアン対策。Bぶっぱにして対面なら勝てるようにしています。耐久の降っていないパオジアンはしんそくで確定2発です。他のしんそく持ちと比較して(主にカイリュー)、テラスタルを切らないで勝てるのが偉い。せいなるほのおは体感6~7割ほど焼いてくれた。2000チャレンジでHP1で耐えたときは神ポケだと改めて感じた。
アシレーヌ@オボンのみ
性格:ずぶとい
テラスタイプ:毒
特性:げきりゅう
技構成:うたかたのアリア/ムーンフォース/クイックターン/アンコール
調整:187(252)-×-138(252)-136-136(4)-120
H ぶっぱ
B ぶっぱ
D 余り
耐性◎の物理受け。主にウーラオスに対して後投げして、クイックターンを打つことが多かった。またラス1の積みポケモンに対してアンコールを打つ動きが強かった。単体では強くないが、取り巻きのサイクルと相性がよいため使いやすかった。クイックターンをうまく使えるかで勝率が大きく変わりそうだと感じた。
基本選出
対BIG6軸の構築
初手のランドロスから様子を見てサイクルを回していく。特殊ポケモンに対してはバンギラスを投げて対面処理をしていく。テラスタルはランドロスかバンギラスが切ることが多かった。パオジアン入りの構築には必ずエンテイ、ウーラオス入りにはアシレーヌを必ず入れる。8割方はこの4体で回していく。
対受け寄り構築(キョジオーンorディンルー入りなど)
カミツオロチ+テツノカシラ+アシレーヌ
初手にカミツオロチを投げてメガネの火力で対面処理を行う。削れた後でも、アシレーヌ投げ→後攻クィックターンで再びカミツオロチを展開する。ドヒドイデ軸には初手で投げられることが多かったので、テツノカシラが初手から入る。
上記の選出が多かったが、絶対的な基本選出は決まっていません。そのため選出は相手のパーティを見てから決めています。
きついポケモン
・役割破壊を持ったテラスタイプのテラバースト
ex.終盤に増えた電気テラスカイリュー、電気テラスパオジアン、電気テラスウーラオスなど。
特にウーラオスはアシレーヌで見るのが基本なため、電気テラスの時点でほぼ降参レベル。
・イダイトウ
未だに処理ルートが分かっていない。基本的にはHP管理に気をつけながら立ち回りで何とかするしなかない。対面ならバンギラスで草テラバ+すなあらしで、タスキ持ちでも勝つことができる。
・甘えるなど能力下降の技を持つポケモン
どうしてもSが遅いため上から攻めることができない。
・その他たくさん
気づいてないだけで、たくさんありそうです
【結果】
TN:くるみ
【あとがき】
初めての2000超えですごく嬉しい結果となりました。しかし今振り返っても、なぜこのパーティで200位台まで来たのか自分でも分かりません。周りのポケモンとは圧倒的に素早さが足りず、上から攻められる展開が多かったです。そのぶん命中不安技を多く採用してパワー不足を解消してごまかしていました。また勝てた要因として、自分のようなパーティを使う方があまりいないため、初見で対応しにくいのはあったかもしれません。
サイクルパーティは逆風の環境ではありますが、今回の結果で可能性を感じていました。次のシーズンはさらにブラッシュアップを重ねたサイクルパーティを作ろうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。